治療の流れ

①待合室へ入り、受付を行います。
問診票を記入していただきます。
↓

②更衣室で、こちらでお貸しする治療しやすい服装に着替えます。
↓
③症状を詳しく検査します。
↓

④仰向け、またはうつ伏せになっていただき、刺鍼していきます。
★必要な方は遠赤外線療法・パルス療法を行います。
★妊婦さんや症状がつらい方は、座位や横向きで治療します。
↓約12分置鍼
⑤抜鍼後、必要なところにお灸をします。
↓
⑥反対向きで同じように治療します。
(必要な方は最後に、運動灸・運動鍼・マシンによる治療で仕上げます。)
↓
⑦生活の改善ポイントをアドバイスします。
↓
⑦更衣室で着替えます。
↓

⑧受付で精算を行います。
治療の方法
鍼

右記のようなステンレス鍼を鍼管に挿入して刺鍼します。長さが4cm~6cm、太さが0.2~0.24mmで、部位や症状によって使い分けます。
自分用にキープされますと、次回から滅菌したキープ鍼を使用します。滅菌は高圧蒸気滅菌法を使用します。
刺鍼は、筋の過緊張を緩和し、筋肉の血管を広げ、
血液循環を改善する効果があります。
また鎮痛効果や、
免疫・治癒機能を促す効果があります。
灸

もぐさと呼ばれるヨモギの葉の裏の毛を乾燥させたものを、ゴマ粒大にし、肌に乗せ、線香で火をつけます。チカッとした一瞬の熱さを感じる程度です。お灸の後、茶色いかさぶたができますが、約1~2週間で剥がれます。
肌質や体質・症状に合わせ、刺激量の少ない糸状灸や棒灸などの方法に変えて行います。
灸は免疫機能を向上させるとともに、
局所の鎮痛作用・血流改善をもたらします。
小児鍼


右記のような鍼でトントンとたたいたり、肌をこすったり当てたりすることで、ツボや経絡に沿って刺激を与えます。
皮膚がほんのり赤くなる程度で、痛さはほとんど感じません。
就学前のお子さんの治療や、不妊鍼灸の家庭療法に使用します。
棒灸

もぐさを棒状にしたもので、先に火をつけて肌から1.5~3cmほどのところまで近づけます。
じんわりとした温かさを感じます。お子様にも使用します。
直接肌に触れることなく温めていく温灸法です。
パイオネックス

丸いテープに0.2~1.5mmの鍼を固定したものです。
必要な方は治療の最後に貼付することで、帰宅後に症状が再発するのを抑えたり、効果を持続させるために貼付します。
赤ちゃんや耳つぼに使用する際は、鍼がなく肌に金属をあてるだけの「パイオネックスZERO」を使用します。
中国鍼・韓国鍼

左から中国鍼、日本鍼、韓国鍼(高麗手指鍼)です。
中国鍼は頭のツボや顔面のツボに使用します。
韓国鍼は、患部に対応する手の平や甲の押して痛い部位に刺鍼します。
パルスジェネレータ

パルス治療は、『低周波鍼通電療法』とも言います。筋肉や神経に対し、鍼を通して電気の刺激を与えることによって、痛みやしびれ、神経痛などを抑えたり、症状の緩和したりします。
遠赤外線

遠赤外線治療では、遠赤外線が身体の深部で熱となり、身体の細胞を活性化して血流やリンパの流れを促進し、血中やリンパに含まれる酸素をより多く身体中に送り込みます。
これにより、新陳代謝を促進させたり、老廃物の排出を促したりします。
冷えの症状がある方や、不妊治療に使用します。
足湯

足湯で足を温めることにより、血管が拡張し、血行が良くなります。
それにより内臓の血流量が増え、働きが良くなり、老廃物の排出にもつながります。
結果として代謝や免疫力が高まります。
足の冷えやのぼせのある方に使用します。
コンディショニングマシン

運動器疾患の方は治療の最後に適切なマシンを使用し、治療効果を高めます。